Markdownのリンクは、文字を角かっこに、行き先を丸かっこに、この順で書きます。それさえ押さえれば、あとは行き先をどこに置くかの違いだけです。その場に書くか、下のほうの参照に書くか、URL自体が語るならどこにも書かないか。

リンク — 全部の書き方を一度に
Markdown
[インラインリンク](https://www.inkiostro.app)がふつうの形です。

[タイトルつきのリンク](https://www.inkiostro.app "乗せてみて")はツールチップを出します。

[参照リンク][site]は段落を読みやすいまま保ちます。

https://www.inkiostro.app のような裸のURLは自動でリンクになります。

[site]: https://www.inkiostro.app
Preview

インラインリンクがふつうの形です。

タイトルつきのリンクはツールチップを出します。

参照リンクは段落を読みやすいまま保ちます。

https://www.inkiostro.app のような裸のURLは自動でリンクになります。

インラインリンク

Markdown
[Inkiostro](https://www.inkiostro.app)
Preview

角かっこの中が、読む人に見えて押される文字です。前後の文脈から切り離しても意味が通るように書いてください。「表のガイド」は行き先を伝えますが、「こちら」は伝えません。スクリーンリーダーの利用者はリンクからリンクへ飛んで読むことが多く、「こちら」だらけのページは使いものになりません。

タイトル

URLのあとの引用符つきの文字列は title 属性になり、ホバーでツールチップとして出ます。

Markdown
[Inkiostro](https://www.inkiostro.app "Mac、iPad、iPhoneのMarkdownエディタ")
Preview

控えめに使ってください。タッチ端末ではツールチップがそもそも出ないので、読む人に必要な情報をタイトルに入れてはいけません。

参照リンク

ひとつの段落にリンクがいくつもあると、インラインのURLで原稿が読めなくなります。参照形式はそれを脇へどけます。

Markdown
[完全ガイド][gd]、[表の話][tb]、[リストの話][ls]を読んでください。

[gd]: /ja/markdown-guide
[tb]: /ja/markdown-tables
[ls]: /ja/markdown-lists
Preview

完全ガイド表の話リストの話を読んでください。

定義は文書のどこに置いてもかまいません。慣習では末尾です。ラベルは大文字小文字を区別せず、出力には現れません。

リンクの文字がそのままラベルなら、2つめの角かっこは空にできます。

Markdown
全体像は[markdown guide][]をどうぞ。

[markdown guide]: /ja/markdown-guide
Preview

全体像はmarkdown guideをどうぞ。

参照リンクは二重に得をします。文章が読みやすいまま残り、10回使うURLの定義が1回ですみます。

アンカーリンク

同じ文書の見出しへは、# と生成されたidでリンクします。小文字にし、空白をハイフンにし、句読点を落としたものです。

Markdown
[参照リンク](#参照リンク)に飛ぶ。
Preview

参照リンクに飛ぶ。

文書をまたぐときは2つを組み合わせます:[表](/ja/markdown-tables#揃え方)。idの作られ方は見出しに書いてあります。

自動リンク

たいていの処理系は裸のURLをリンクにします。山かっこで囲めばそれを明示でき、自動リンクが切られている場所でも効きます。

Markdown
<https://www.inkiostro.app>

<carlo@appjuice.it>

山かっこの中のメールアドレスは mailto: リンクになります。

相対リンク

サイトやリポジトリの内側では、完全なURLではなくパスでリンクします。

Markdown
[リストのガイド](/ja/markdown-lists)
[隣のファイル](./CONTRIBUTING.md)

相対リンクはドメインが変わっても生き残り、オフラインでも動きます。自分のプロジェクトの内側なら、こちらを選んでください。

よくある間違い

かっこの順が逆。 (文字)[url] はそのまま文字として出ます。角かっこが先です、常に。

あいだに空白。 [文字] (url) はリンクになりません。くっついている必要があります。

URLの中の空白。 URLを山かっこで囲むか([ファイル](<my file.pdf>))、空白を %20 にエンコードしてください。

URLの中の丸かっこ。 Wikipediaでよく出ます。\( \) とエスケープするか、この問題のない参照リンクにしてください。

リンクの文字が「こちら」。 アクセシビリティに悪く、検索にも悪く、リンク一覧の中では役に立ちません。

よくある質問

Markdownでリンクを作るには?

見える文字を角かっこに、行き先をそのすぐ後ろの丸かっこに入れます。あいだに空白は入れません:[Inkiostro](https://www.inkiostro.app)

参照リンクとは何ですか?

行き先を文書の別の場所で定義したリンクです。文章の中には [文字][ラベル] と書き、たいていは末尾の独立した行に [ラベル]: https://example.com と書きます。段落が読みやすいまま保たれ、ひとつのURLで多くのリンクをまかなえます。

同じページの節へリンクするには?

見出しのアンカーに # を付けてリンクします:[飛ぶ](#この節)。アンカーは見出しの文字を小文字にし、空白をハイフンにし、句読点を落としたものです。

空白や丸かっこを含むURLはどうしますか?

URLを山かっこで囲むか([文字](<my file.pdf>))、文字をエンコードしてください。空白なら %20 です。丸かっこはバックスラッシュでエスケープするか、参照リンクに切り替える手もあります。

リンクを新しいタブで開けますか?

標準のMarkdownではできません。target を表現する手がないからです。生のHTMLが要りますが、持ち運びやすさを損ないます。たいていの処理系は、その選択をあえて読む人に委ねています。